だいこくのイラストギャラリー

描いたイラストや、刺激されたものなどを紹介していきます。皆さんのいい暇潰しになれればいいなと思います(^-^)コメント泣いて喜びます(*´▽`*)

おもしろすぎる漫画~ガンバ!Flyhigh~

みなさんおはようございます!!
コロンブスです(^○^)



本日は本ブログの趣旨から少しずれて、
私のおすすめ漫画を紹介したいと思います。




しかもただのおすすめ漫画ではありません!!




「圧倒的おすすめ漫画」




になります!!(私の中で)






では早速レビューを始めたいと思います!!
少しの間おつきあいください!






「ガンバ! Flyhigh」原作:森末慎二/作画:菊田洋之 出版社:小学館 雑誌:少年サンデー



f:id:colonbusu:20151124132941j:plain:w250

f:id:colonbusu:20151124132952j:plain:w250

f:id:colonbusu:20151124133004j:plain:w250

f:id:colonbusu:20151124133012j:plain:w250





こちらになります!!
表紙を見てお分かりかと思いますが
「体操漫画」です!!




・・・・・見たことない(@_@;)





という方がほとんどではないでしょうか・・・
私がこの作品に出合ったのは小学校五年生の時だったのですが
それから今まで生きてきて
この漫画を知っているという人にであったことがありません。。。




私は言いたい。。。






なぜ!!!!!!?????





テンションが上がりすぎて普段使わないアンダーラインを使ってしまいましたが、
とにかく個人的には不思議でなりませんでした。
こんなにすごい漫画を知らないなんてもったいないですし
話を共有できる人がいないというのはつらいものです。




なので少しでも仲間を増やすために
この場を借りて紹介したいと思います!!





** あの内村航平選手が読んでいた!!!




先ほど、この漫画を知っている方に出会ったことがないといいましたが
先日、NHKで放送されている

「僕らはマンガで強くなった」


にて内村選手が読んでいることを知りました。



私は歓喜しました(笑)
現体操界の最高峰の選手の根底に
この漫画があったのですから・・・



驚き、歓喜しましたが
不思議ではありませんでした。
「ガンバ」にはそれくらいの力があると
思っているからです。




では、具体的に何が面白いかを
述べていきたいと思います。





** 個性豊かな登場人物たち


「名作」といわれるような漫画のほとんどに
これは当てはまるかと思います。
全部といってもいいかもしれませんね(*^_^*)



「ガンバ」の主人公たちも例外ではありません。
一人一人の個性が確立されていて
共感を呼べるキャラクター設定になっています。






「藤巻 駿」(ふじまき しゅん)



主人公。
体育の跳び箱をうまく飛べないような少年が
「オリンピック」で金メダルを取りたいというところから物語は始まります。
体操に触れるにつれてのめりこんでいきます。



おだやかな性格で、優しく
少しも高飛車にならない、
読者目線の主人公。



その優しすぎる性格ゆえに数々の困難にぶつかることになりますが、
真摯に体操に向き合う姿は、
壁にぶつかってもブレない芯の強さを体現していて
読者目線のキャラクターでありつつも、
「藤巻みたいになりたい」という憧れも抱かせてくれます。



優しく、謙虚で、一つのことを一生懸命頑張る藤巻の周囲には
いつしか仲間との深い絆が生まれていきます。



藤巻みたいになりたいと何度思ったか・・・




「上野 良夫」(うえの よしお)


藤巻の同期として体操部に入部。
体操選手としての才能はなかったものの、
補助師として成長する藤巻を支えていきます。



藤巻の活躍は上野なくしてはなかったと断言できるほど重要な存在であり
人を支えることのカッコよさ、大変さなどを見ることができます。



気弱な性格ながら
幾度となく体操部の危機を救っています。





「内田 稔」(うちだ みのる)



藤巻の先輩。
お調子者で、自信満々なキャラクターに見えるが
実は物怖じしやすい性格。
表には見せないが、自分の能力を本当はよくわかっていて、
それに向き合って苦しみながらも成長していく姿は感動的です。



内田みたいな人はおそらくたくさんいると思います。
(私も内田に近い人間です。)




そういう意味では共感しやすく
成長を応援したくなるキャラクターです。




「真田 俊彦」(さなだ としひこ)



「モテたい」という理由で体操部に入部。
初めはバク転ができたらやめるつもりだったが、
いつしか仲間との空間が居心地がよくなり
そのままずるずると続けることに・・・



その後も「おしゃれな体操」をテーマにしたりと
「モテること」に主軸を置いている彼だが、
それを体現するために陰で一番努力をしているのが
この真田だったりします。



いつしか、「モテるための手段」だった体操が
努力を重ねる中で変化していくんですが、
その過程は圧巻だと思いました。



「口先だけのかっこいい」から
「真にかっこいい」姿に成長していく姿が感動を呼びます。





「東 伝次」(ひがし でんじ)



筋肉ヲタクで、部内のムードメーカー。


体操と仲間が大好きである彼だが
体操をするには不利になってしまうほどの長身と
ある事件を契機に体操をやめる決断をします。


体操に未練がある彼の姿を見て、
また、単純にやめてほしくないという思いを持つ仲間たちとのやり取りは



・・・泣けます(T_T)






以上が主な登場人物になります。

重要な人物はまだまだいるのですが
きりがないのでここではかつ愛します。





** 成長していく主人公たち




以上で紹介しました主人公たちですが、
当然ストーリーの中で成長していきます。



個人的な傾向なんですが
人が人生の中で成長する姿を見るのが
大好きでして、
そういう方は特に、、、お勧めします!!



どう成長していくのかですが、


まず彼らに共通しているのは

「体操が大好き」ということです。


体操だけにかかわらず

「好きなことを続けていく」というのは
大変であり、生半可なことではありません。


というのは
好きだからこそ譲れない部分



があるからだと思うんです。


・好きでしかも才能がある者
・好きだけど才能がない者
・身体的にできない者
・怪我で離脱する者
・もっと真剣にやってきていればと後悔する者



まだまだたくさんの人がいると思います。
しかしみんなが同じレベルでできるわけではありません。


挫折したり、道を変えたり、意地で貫き通したり
様々ですが、本気で努力した人間にしかわからない
喜びやくやしさがあるはずです。





好きだけでは続けられない。
だからどうするのか。
どうなっていくのか。



この過程が主人公たちの成長を通して
鮮烈に描かれています。



読み終わった後に



・・・自分はどうなんだ!!?・・・・



と自分に問いかけたくなります。




「好き」から始まった主人公たちの
それぞれの成長に何かしら自分と重なる点があるかと思います。






** リアルさ




「ガンバ」は原作者が
実際に体操をしていた・・・
どころかオリンピック金メダリストの


「森末 慎二」さんになります。



なのでリアルな体操シーンが描けるわけです。
また忠実にそれらを再現している
菊田先生の絵にも感謝しかないです。


何度模写させてもらったか・・・(T_T)



話がずれたので戻します。


f:id:colonbusu:20151124174345j:plain:w250f:id:colonbusu:20151124174359j:plain:w250
f:id:colonbusu:20151124174406j:plain:w250f:id:colonbusu:20151124174416j:plain:w250
「ガンバ! Flyhigh」原作:森末慎二/作画:菊田洋之 出版社:小学館 雑誌:少年サンデー

筋肉や技のポーズがすごいリアルですよね。
このリアルさが臨場感につながります。



体操の技は空中で何回もひねったりします。
その時の体のねじれ方。
手の形。
目線


このどれもがリアルなんです。
私は体操選手ではないですが、体操を見るのは大好きでして
テレビで見る形と比べても
不自然を感じたことがありません。




このブログの趣旨は
イラストの解説本紹介ですが、
解説本として紹介したいくらいです(笑)










さて、いかがだったでしょうか。


稚拙な文章にも関わらず
最後まで読んでいただいてありがとうございます。




私の文章では限界まで「ガンバ」の魅力を伝えれているか不安ですが、
伝えられていればいいなと思います。




また、これだけ熱弁しておいてなんですが
結構昔の漫画になりますので、
残念ですが単行本は絶版になっています。



中古で購入するか
電子書籍にて読むしかないようです。






↓↓こちらにて電子書籍を購入することができます。

【ひかりTVブック月額プラン】



サイトの説明はこちら
はじめての方へ | ひかりTVブック










こちらもよろしくお願いします。
http://simasu.seesaa.net/
http://fanblogs.jp/mangasyoko/